「あなたの名は何というのか?」
創世記32:1-18
今から40年前私が、中学校に行って初めて学んだ英語は、
Good morning, How are you?
I’m fine. Thank you. And You? でした。
そして、その次のページに続く英語が、うろおぼえなんですが、多分What’s your name? だったと思います。
あなたの名前は、何ですか。という文章を覚えています。
聖書の中にも、士師記 13:17節 を始め、いくつかの所で、
What’s your name?と訳される個所があります。
というなは、聖書で、特に旧約聖書とその時代において、
人たちの名前は、その人のアイデンティティーだけではなく、
その人の人生、運命まで予測できる関連性を持っているということを皆さんは、どう思っていらっしゃるんでしょうか。
聖書の中では自分の名前通りに生きた人物が多いです。
アブラムではなくアブラハム、ヤコブではなくイスラエル、
サウルではなくパウロ、シモンではなくペテロに変わりました。
皆さんが、初めて子供を産んで、名前を付けた時の記憶を思い出してみてください。すぐ付けましたでしょうか。
私たちは、名前を付ける時、人間だけに名前をつけるのでは、ありませんね。モノにはすべて名前があります。名前がないものには今でも名前を付ければいいでしょう。
もちろん神様は、そのすべての名前、つまり動物をはじめ、植物、鉱物、無生物に至るまで、すべてに名前を付けるのを我々人間に任せました。韓国には、改名所(작명소)という所があります。大体、陰陽五行と周易(しゅうえき)に基づいてでたらめにではなく、ある規則に従って名前を新しく作ってくれる内容の仕事をする所です。「誰が、勝手に名前を付けるのか?」