益々愛が豊かに
ピリピ1:9-11
この手紙は使徒パウロが牢やの中から書いた手紙です。
8節と9節を連続してお読みになりますとパウロの心を知ることが出来ます。8-9節「わたしが、キリスト・イエスの愛の心で、あなたがた一同のことをどれほど思っているかは、神が証ししてくださいます。わたしは、こう祈ります。知る力と見抜く力とを身に着けて、あなたがたの愛がますます豊かになり、」
パウロは今自分が牢やの中にいるから何にも出来ない存在であるからピリピ教会が一日も早く回復されるように祈りを込めた手紙であります。ヨハネ第一4:15-16節「イエスが神の子であることを公に言い表す人はだれでも、神がその人の内にとどまってくださり、その人も神の内にとどまります。
わたしたちは、わたしたちに対する神の愛を知り、また信じています。神は愛です。愛にとどまる人は、神の内にとどまり、神もその人の内にとどまってくださいます。
カナ婚礼で主は水で葡萄酒を作りましたが、そこにいるお客さんは以前より美味しい葡萄酒であると主人をほめました
奇跡の葡萄酒、最上の葡萄酒でありました。
しかし、パウロはピリピ教会愛で益々豊かになるように祈り求めながらこの手紙を書いたのです。ヨハネ第一4:7-8節「 愛する者たち、互いに愛し合いましょう。愛は神から出るもので、愛する者は皆、神から生まれ、神を知っているからです。愛することのない者は神を知りません。神は愛だからです。」そして、ヨハネ第一4:21節「神を愛する人は、兄弟をも愛すべきです。
これが、神から受けた掟です。」、なぜ、パウロはこのように愛について強調しているでしょうか?マルコ12:30-31節「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』第二の掟は、これである。『隣人を自分のように愛しなさい。』この二つにまさる掟はほかにない。」、イエス様は旧約の律法613項目を2つに定義しました。一つは神の愛、もう一つは隣人の愛でした。いくら相手が私を嫌われても、いくら相手が睨んでも、隣人を憐れむ心をもつことにより自分の心が解決される経験をしたことがありましょう。ぜひ、体験して下さい。キリストの愛の属性の中には神様の憐れみが含まれています。パウロがピリピ教会の信徒らに求められましたように「益々愛が豊かになる2017年になりましょう。
新年を迎えて求めることが多くあると思います。
家庭においても教会においても全てが益々豊かになる年になりましょう。