信徒の祈り
黙示録8:6-13
8章7節を見ます。「第一の天使がラッパを吹いた。すると、血の混じった雹と火とが生じ、地上に投げ入れられた。地上の三分の一が焼け、木々の三分の一が焼け、すべての青草も焼けてしまった。最初のラッパを吹くと、血の雹と火が出てきて、地の三分の一が焼け、木々の三分の一が焼けた」。
この場面は、出エジプトの十の災いの中で七番目の災いに似ています。そして二番目のラッパを吹きます。8章8節を見ます。「第二の天使がラッパを吹いた。すると、火で燃えている大きな山のようなものが、海に投げ入れられた。海の三分の一が血に変わり」。この場面は出エジプトの最初の災いと同一です。
10-11節を見てみましょう。「第三の天使がラッパを吹いた。すると、松明のように燃えている大きな星が、天から落ちて来て、川という川の三分の一と、その水源の上に落ちた。この星の名は「苦よもぎ」といい、水の三分の一が苦よもぎのように苦くなって、そのために多くの人が死んだ」。
三番目のラッパを吹きます。これは出エジプトの災いとは類似点がありません。12節を見てみましょう。「第四の天使がラッパを吹いた。すると、太陽の三分の一、月の三分の一、星という星の三分の一が損なわれたので、それぞれ三分の一が暗くなって、昼はその光の三分の一を失い、夜も同じようになった」。
四番目のラッパを吹きます。これは出エジプトの災いの九番目の災いに似ています。9章1-11節を見てみましょう。
第五のラッパが鳴らされると、いなごが現れます。出エジプトの第八の災いに似ています。
今日の本文は詳しく見ると、出エジプトにあった十の災いに似ている。エジプトの栄華と全盛期はファラオ王国時代です。そしてローマの全盛期は皇帝シーザー時代です。そしてそのようなエジプトの国に、80歳の老人であるモーセが杖一本持って入り、イスラエルの民をエジプトから導き出しました。今日でもこのようなことは不可能です。
誰が武器もなくエリコの城を陥落させる神を知っていたでしょうか?