2025年6月29日 フィリピ4:14-17

武庫川教会 0 52

満たして下さる神

フィリピ4:14-17

 

415-16節を見ます。「フィリピの人たち、あなたがたも知っているとおり、わたしが福音の宣教の初めにマケドニア州を出たとき、もののやり取りでわたしの働きに参加した教会はあなたがたのほかに一つもありませんでした。また、テサロニケにいたときにも、あなたがたはわたしの窮乏を救おうとして、何度も物を送ってくれました」。 

「あなたがたは、私と苦難に共に参加した」とあります。苦難とは、福音のために刑務所に行ったことを意味し、一緒に参加したというのは、刑務所に一緒に行ったということではなく、献金をしてくれたということです。

ですから、パウロがフィリピ教会の聖徒たちに感謝の挨拶をするのが普通です。一般的な手紙であれば、送ってくれた献金よく使わせていただきますと言うのが普通です。ところが、パウロはよくやったと言います。14節で言います。ここで参加という言葉を15節で見ます。ここで参加という言葉も献金を意味します。

使徒言行録166-10節でパウロがマケドニアの幻を見てから初めてヨーロッパに開拓に出て最初に建てた教会が、フィリピ教会です。パウロは今フィリピを離れ、すなわちテサロニケに行き、教会を開拓するために出発しました。ここでの参加は献金を意味しますが、他の教会は誰も参加しなかったということです。

その当時、トルコ半島に複数の教会が存在しましたが、開拓に出発するパウロに献金をしてくれた教会はフィリピ教会だけだったということです。416節を見ます。何度も献金したことを明らかにしています。一度、二度ではなく、何度も助けてくれた。何度も何度も継続的に助けてくれた。ローマの刑務所にいる時、エパフロディトを通して献金が届いたということです。ですから、私の苦難に参加したというのです。ここでの参加は、ギリシャ語でコイノニアという意味です。つまり、献金を送ってくれたことが、まるで交わりを分かち合うことのようだったそうです。このような参加は、ピリピが1-2回だけでなく、何度も継続して行ったことが記されています。宣教を継続することは非常に難しく、簡単なことではありません。ですがフィリピ教会は継続的に行ったと言われています。

余すことなく満たして下さる神差に信頼しましょう。

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