ローマへの伝道計画
使徒19:21-41
21-22節「このようなことがあった後、パウロは、マケドニア州とアカイア州を通りエルサレムに行こうと決心し、「わたしはそこへ行った後、ローマも見なくてはならない」と言った。そして、自分に仕えている者の中から、テモテとエラストの二人をマケドニア州に送り出し、彼自身はしばらくアジア州にとどまっていた。」パウロは、マケドニア州とアカイア州を通してエルサレムに行こうとしたのです。いよいよパウロはローマに準備が目覚めているように感じます。しかし、今までは計画通りには上手く行かなかったのです。パウロはなぜ、
ローマに行きたがったのでしょう。それはその当時ではローマは世界の中心でした。23節「そのころ、この道のことでただならぬ騒動が起こった。」どんな騒動が起こりましたか?27『節内容が書かれています。「これでは、我々の仕事の評判が悪くなってしまうおそれがあるばかりでなく、偉大な女神アルテミスの神殿もないがしろにされ、アジア州全体、全世界があがめるこの女神の御威光さえも失われてしまうだろう。」、」32節「 さて、群衆はあれやこれやとわめき立てた。集会は混乱するだけで、大多数の者は何のために集まったのかさえ分からなかった。」、ここでも騒動が激しくなっていることがわかります。福音を伝えるにはこのような現象が起こることです。ですから大胆に伝える姿勢が必要であることをここで教えているのです。33-34節「そのとき、ユダヤ人が前へ押し出したアレクサンドロという男に、群衆の中のある者たちが話すように促したので、彼は手で制し、群衆に向かって弁明しようとした。しかし、彼がユダヤ人であると知った群衆は一斉に、「エフェソ人のアルテミスは偉い方」と二時間ほども叫び続けた。」、この箇所をみますと二年間パウロの働きが無駄ではなかったことが分かります。
パウロの影響力は見えている箇所であります。
35節「そこで、町の書記官が群衆をなだめて言った。「エフェソの諸君、エフェソの町が、偉大なアルテミスの神殿と天から降って来た御神体との守り役であることを、知らない者はないのだ。」、ここには一人の町の書記官が出て、騒動している群衆を静かにさせている町の影響者であった。
神様はいつもこようにして必要する場所に人を遣わしていることが分かります。主の働きに恐れず、確信を持って進みましょう。主は見守って下さいます。