2025年1月5日 フィリピ1:27-30

武庫川教会 0 4

 

 

新年礼拝

福音に相応しい教会

フィリピ1:27-30

 

本日は2025年を迎えて初めての礼拝として、新年礼拝を行います。これから一年間毎週礼拝を捧げます。 

フィリピの手紙はパウロが牢屋の中で記録した手紙です。

この手紙と一緒に、フィリピ教会の聖徒たちが安否を伝えながら物を届けてくれるエパフロディトを送りましたが、病気になってしまいました。フィリピ教会の聖徒たちはどれほど心配したでしょうか。現代はファックスや宅配などがあり、すぐにニュースを伝えたり、物を届けることができる時代です。

昔は紙で書かれた手紙しか受け取れなかった時代がありました。宣教地からの宣教の手紙をもらい、教会で祈っていると、すでに問題が解決されたことの報告がどれほど多かったでしょうか。

すでに解決された状態で祈ったこともあります。到着が遅かったからであります。私たちがその手紙を見て祈っていると、すでに時間が過ぎていて、問題が解決されてしまったという話を聞いたことがありました。したがって、2,000年前には、連絡が途絶えたらどれほど苦痛であったかはわかりません。

人を通じて、あるいは文書を通じてしかニュースを伝えられなく、エパフロディトが回復するとすぐに、フィリピ書を記録した手紙を持って、フィリピ教会の聖徒たちに愛の安否を伝える手紙でしょうか?

彼らに安否を伝えた後、パウロが今まで伝えたい話を本格的に伝えるのであります。その内容が今日の本文の内容であります。

牢屋に閉じ込められているパウロが牢屋の外にいる聖徒たちにお願いする内容であります。

27節「ひたすらキリストの福音にふさわしい生活を送りなさい。そうすれば、そちらに行ってあなたがたに会うにしても、離れているにしても、わたしは次のことを聞けるでしょう。あなたがたは一つの霊によってしっかり立ち、心を合わせて福音の信仰のために共に戦っており」、ここで「ふさわしい生活」という言葉は英語の「conversation」に訳し、今日の会話の意味でもあります。

しかし、17世紀ごろは「行動する、活動する」という言葉に訳したのです。生活しなさいというギリシャ語は、ローマ時代、フィリピに住んでいる聖徒たちに市民らしく生きなさいという意味を持つギリシャ語で記録されました。私たちにも立派な天国の市民権を持つ人々であることを確信して行きましょう。


 

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