初穂刈り入れ節 成熟した感謝
ハバクク書3:16-19
2016年度初穂刈り入れ節を迎えられました。上半期も終わり、
いよいよ七月から下半期に入ります。
預言者ハバククの讃美は成熟した感謝の告白でしょう。
17-18節「 いちじくの木に花は咲かずぶどうの枝は実をつけずオリーブは収穫の期待を裏切り田畑は食物を生ぜず羊はおりから断たれ牛舎には牛がいなくなる。しかし、わたしは主によって喜びわが救いの神のゆえに踊る。」
ハバククは何もなくても主によって喜びますと語っています。
ハバククの感謝は貧しさの中での感謝です。私たちも豊富の中で感謝をするのは優しいことですが、貧しさの中での感謝は難しいではないでしょうか。そもそもハバククは17節「いちじくの木に花は咲かずぶどうの枝は実をつけずオリーブは収穫の期待を裏切り田畑は食物を生ぜず羊はおりから断たれ牛舎には牛がいなくなる。」、何もなくても感謝する感謝は謙遜な感謝でしょう。貧しさの中の感謝は無条件な感謝です。
貧しさの感謝は神様に両手を上げて感謝です。
成熟した感謝は神様によって喜ぶ感謝です。 信仰者の感謝は神様による感謝をすることです。神様が与える救いの御業による感謝です。神様の恵みを覚え、神様の恵みを悟ることによって与えられる感謝です。信仰者の感謝はものがあるか、なかろうかによるのではなく、神様による感謝をすることが大切であります。信仰者の感謝は宗教的な感謝ではなく、神様によって感謝する感謝が大切でありましょう。
詩編107:1-9節「「恵み深い主に感謝せよ慈しみはとこしえに」と主に贖われた人々は唱えよ。主は苦しめる者の手から彼らを贖い国々の中から集めてくださった東から西から、北から南から。 彼らは、荒れ野で迷い砂漠で人の住む町への道を見失った飢え、渇き、魂は衰え果てた。苦難の中から主に助けを求めて叫ぶと主は彼らを苦しみから救ってくださった。主はまっすぐな道に彼らを導き人の住む町に向かわせてくださった。 主に感謝せよ。主は慈しみ深く人の子らに驚くべき御業を成し遂げられる。主は渇いた魂を飽かせ飢えた魂を良いもので満たしてくださった。」
今年も成熟した感謝する信仰者になりましょう。