正しい人と神に逆らう人
詩編36:1-6
この詩編はダビデは二つの人を紹介しています。
1-4節「神に逆らう者に罪が語りかけるのがわたしの心の奥に聞こえる。彼の前に、神への恐れはない。
自分の目に自分を偽っているから自分の悪を認めることもそれを憎むこともできない。彼の口が語ることは悪事、欺き。決して目覚めようとも、善を行おうともしない。
床の上でも悪事を謀り常にその身を不正な道に置き悪を退けようとしない。」
1節を見ますと神様を信じていない人のことを「神に逆らう者」とダビデは言われています。
なぜ、そのように言われますか?その人の心の中には「悪」が働くからです。ですからその人たちは神様を信じる人を見ると愚かに見えるでしょう。神様に逆らう人は心から
極力に神に対する抵抗感を持っています。
2-4節を見ると人間が堕落したのは根本的にはエデンの園でアダムとエバが善悪の木から実を食べること後でした。創世記6:5-6節「主は、地上に人の悪が増し、常に悪いことばかりを心に思い計っているのを御覧になって、地上に人を造ったことを後悔し、心を痛められた。」神様は人間から聖霊を引き取り、その後から
人間は神様を信じることより、自由に生きるように
なりました。5節「主よ、あなたの慈しみは天に/あなたの真実は大空に満ちている。」
空を見ると神様の慈しみが見えるし、大空を見ると神様が
共におられることが見えるとダビデが告白しています。
だから主を賛美し、ほめたたえることが出来ると言うこと
であります。7節「神よ、慈しみはいかに貴いことか。あなたの翼の陰に人の子らは身を寄せ。」
つまり、神様の愛は相変わらず同じであるということであります。神様は変わりがありません。このように神様の
慈しみと恵みを悟りますと神様に対して感謝が溢れ、神様
に従う心が来ると思います。