2022年度公同議会
何をしても主に栄光
コリント(第一)10:23-33
2022年度公同議会の日となりました。毎年それぞれの
教会は一年間の教会行事、財政、人事のことを総決算する
日であります。大変重要な日であります。
パウロは31節でコリント教会の信者たちに「だから、
あなたがたは食べるにしろ飲むにしろ、何をするにしても、すべて神の栄光を現すためにしなさい。」
信仰生活の中で問題が生じることは神様の栄光のために
行わないからであります。今の難しい状況や試練などを
神様の栄光のためにという信仰があると克服が出来るのであります。自分の目標が失敗すると多くの人は教会をやめて
しまいます。神様が生きておられるならばなぜこのような
ことが起こるのかと言うことで教会から離れるようなこと
よく現われます。神様の栄光を現すことは、マタイ5ː16節
「 そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かし なさい。人々が、あなたがたの立派な行いを見て、あなたがたの天の父をあがめるようになるためである。」
人々が私たちの行いを見て、神様をあがめるようになります。パウロは本文24節にも神様に栄光を現すことに
ついて語っています。24節「だれでも、自分の利益では なく他人の利益を追い求めなさい。」
自分の利益よりむしろ他人の利益を考える信仰者になりましょう。教会共同体において大切な基本精神でもあります。コリント第一信徒への手紙10章14節以下には偶像に
備えた食べ物を食べるのか?食べないのか?この問題が
教会の中で大きな問題となりました。
食べ物そのものは問題ではなく、信仰者である私たちが
どうようにして判断するのかが重要なものであります。
33節「わたしも、人々を救うために、自分の益ではなく 多くの人の益を求めて、すべての点ですべての人を喜ばそうとしているのですから。」
信仰者として生きる基準を示している聖句ですね。
私たちがこのように生きる時、神様は私たちを通して
働くのです。人々を救うためには自分が犠牲を払うべきで
あるとパウロは勧めています。