2020.05.24. 「神の御名を呼ぶ」 創世記 4:23-26

武庫川教会 0 353

神の御名を呼ぶ


創世記 4:23-26

 

 

創世記を通して、人類の先祖、アダムの堕落と神の裁き、そ

して、その結果によりエデンの園から追放されて、二人の息

子に恵まれるのです。即ち、カインとアベルの誕生と彼らの

職業、それから最初に神様に捧げ物を捧げるようになりま

す。しかし、そこで人類の始めての殺人事件が起こるので

す。それにより人類には罪が急速に拡散されて、

人間と神様との関係が崩れて行くようになりました。

しかし、人間の文明と文化は段々発達して行く過程を聖書を

通して知ることができました。

以前、カインの子孫について学びました。

そして、創世記により神様から離れた子孫の系図についても

学びました。皆さん、堕落した人間の子孫の文明や文化は神

中心、あるいは神様のためではなく、人間自身のために、世

俗的であることがわかりました。

カインの子孫たちが造ったものは罪の影響の下である高慢と

堕落とわがままの文明に過ぎないものでした。これらのこと

は結局、神の創造秩序である結婚の戒めもやぶり、

それらの影響により、一夫多妻と言う用語が出て来ました

創世記4章23-24節「さて、レメクは妻に言った。

「アダとツィラよ、わが声を聞け。レメクの妻たちよ、わが

言葉に耳を傾けよ。わたしは傷の報いに男を殺し打ち傷の報

いに若者を殺す。カインのための復讐が七倍なら レメクのた

めには七十七倍。」、この箇所は「詩の部分」と言われてい

ます。一般的に「剣の歌」とも呼ばれています。典型的な対

句法によって、レメクの強烈な意志が表現されている詩で

す。もはや、殺人をさえ恐れることのない詩です。自己の生

存への確信と誇りが次第に強まることがわかります。罪のも

たらす原動力や破壊力が示されている部分です。復讐心に溢

れている村の村長は息子が作ってくれた武器を持って、走り

回りながら歌っている詩でした。聖書で一番古い詩であり、

歌であるのに、レメクが歌っているこの詩の主題は「殺人」

でした。

カインはアベル一人を殺しましたが、五代目になって後、レ

メクは数十人を殺し、子供まで殺してしまうようなことが起

こりました。辛い時、悲しい時、神様の名を呼求めて

行きましょう。 (次の部分は説教原稿へ)



堂 会 長 梁栄友 牧師

名誉 長老 林秉魯 朱瞮中

 

長 老 姜遠基 林英宰 梁昌熙 朱京中 趙舜元

 

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