エフェソ(엡)6:14
真理の帯
本日からエフェソの手紙を通して神様の武具について学びたいと思います。14節「 立って、真理を帯として腰に締め、正義を胸当てとして着け、」ここでパウロは腰に帯を締めるように勧めています。
さて、その帯と言うのは「真理」であると言うことです。
なぜ、真理と言うもの身に着けるようにと言われていますか?ヨハネ8:44節「あなたたちは、悪魔である父から出た者であって、その父の欲望を満たしたいと思っている。悪魔は最初から人殺しであって、真理をよりどころとしていない。彼の内には真理がないからだ。悪魔が偽りを言うときは、その本性から言っている。自分が偽り者であり、その父だからである。」、パウロは帯の大切さを
強調する理由は色々とあると思いますが、兵士にとって帯は服装のためにもありますが、兵士たちはその帯に色んな武器を差し込むように作っているのです。
そういう意味で真理は他の神様の武器を一つに結ぶ役割を
するからであります。例え、色んな賜物をもって素晴らしい神様の働きを行っていても、真理を失っていれば、意味のない働きになるからです。ですからキリスト者にとって
真理は大切な武器であります。しかし、聖書が言われている真理はなんでしょうか?1.真理の帯を締めることは
神様の御言葉の真実性・優越性を信じる態度です。
ルカ4:33節「ところが会堂に、汚れた悪霊に取りつかれた男がいて、大声で叫んだ。」ここで「悪霊」はギリシャ語で「フニュマ ダイモ二オン」です。しかし、「フニュマ」は直訳しますと「霊」です、新約聖書では聖霊とも訳します。なぜ、悪霊も聖霊も同じ単語を使っているでしょうか?これは悪霊はいつも信者を誘惑する時に、天使のように、聖霊のように偽造して入ります。
だから伝道集会や修養会などに行って恵みを受けて来たら、神様の御言葉、即ち、真理の武具を身に着けなければ
やられてしまいます。私たちは、大変忙しい時代に生きています。しかし、そうにも関わらず、聖書を身に着ける訓練をうけなければなりません。2.真理の帯を締めることは正直と真実で武装することであります。