ローマ(로마)12:2
世に倣わないで
12章では私たちが神様の恵みに感謝して献身をするようになることを語っています。神様を一番喜ばせる献身は言うまでもなく、礼拝であります。そして、私たちが捧げる一番大事な捧げものは何よりも私たち自身であります。
1節の延長が2節であります。2節「あなたがたはこの世に倣ってはなりません。むしろ、心を新たにして自分を変えていただき、何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるかをわきまえるようになりなさい。」、韓国聖書では「しかし」。即ち、ギリシャ語では「カイ」と言う言葉です。ですから、2節の一番冒頭に入れなければなりません。私たちが捧げる礼拝は日曜日だけではなく、7日全体が主に捧げる礼拝になっているのか。さて、2節には3つの動詞があります。①倣ってはならないこと、②変えること、③わきまえること、であります。
私たちが一週間を過ごす時にこの3つの動詞が活動しているのか?3つの動詞について考えましょう。
1.倣ってはならないこと - レビ記18:3-4節「あなたたちがかつて住んでいたエジプトの国の風習や、わたしがこれからあなたたちを連れて行くカナンの風習に従ってはならない。その掟に従って歩んではならない。 わたしの法を行い、わたしの掟を守り、それに従って歩みなさい。わたしはあなたたちの神、主である。」、列王記上17:15節「やもめは行って、エリヤの言葉どおりにした。こうして彼女もエリヤも、彼女の家の者も、幾日も食べ物に事欠かなかった。」これらの聖書は全て世に倣ってはならないようにと語っています。2.変えること - ここで変えることの前提が心を新たにすることです。エフェソ4:22-23節「だから、以前のような生き方をして情欲に迷わされ、滅びに向かっている古い人を脱ぎ捨て、心の底から新たにされて、」ここを新しい翻訳聖書には「心の霊を新たにする」となっています。
3.わきまえること -今の時代に時に信仰者に必要とされるものはわきまえることです。私たちの判断基準は聖書であります。
ある牧師はこの聖書箇所を「私たちの心を支配する影響力の方向を変えてくださいと言っています。