マノアは誠実な人
士師記13:2-14
マノアと言う名前はこの箇所しか出ない人です。その名前の意味は「安息」であります。サムソンが生まれる時代の状況は士師記12:8-9節に書かれています。「その後、ベツレヘム出身のイブツァンが、士師としてイスラエルを裁いた。彼には三十人の息子と三十人の娘があった。三十人の娘は一族以外の者に嫁がせ、三十人の息子には一族以外から三十人の嫁を迎えた。彼は七年間、イスラエルを裁いた。」
さて、ペリシテから40年間植民地されました。しかし、そのような状況の中にあっても神様はイスラエルを救ってくださらなかったのです。士師記12:12-13節「 その後、ピルアトンの人ヒレルの子アブドンが、士師としてイスラエルを裁いた。彼には四十人の息子と三十人の孫がいて、七十頭のろばに乗っていた。彼は八年間、士師としてイスラエルを裁いた。」そのように霊的な暗黒の時代であることが明らかにされました。士師記12:2節「その名をマノアという一人の男がいた。彼はダンの氏族に属し、ツォルアの出身であった。彼の妻は不妊の女で、子を産んだことがなかった。」しかし、ここに登場するマノアはその時代の男と違いました。人間的な方法ではなく、誠実な人でした。神様の摂理を待っていた人でした。詩編1:1-3節「1:1 いかに幸いなことか神に逆らう者の計らいに従って歩まず罪ある者の道にとどまらず傲慢な者と共に座らず主の教えを愛しその教えを昼も夜も口ずさむ人。その人は流れのほとりに植えられた木。ときが巡り来れば実を結び葉もしおれることがない。その人のすることはすべて、繁栄をもたらす。」しかし、これとは反対の聖書箇所が4-5節「神に逆らう者はそうではない。彼は風に吹き飛ばされるもみ殻。神に逆らう者は裁きに堪えず罪ある者は神に従う人の集いに堪えない。」今の韓国教会がまさにこのような状況ではないでしょうか?
このような時代であってもマノアのように誠実に神様を信じて、神様により頼む信仰が要求される時代です。
私たちの信仰が基本的なことより、外見的な信仰、派手な信仰を持ってめるようになりました。
主の御心を悟る信仰者になりましょう。