2019.06.16 「神の家を建てる機会」 歴代上29:13-19

武庫川教会 0 508

神の家を建てる議会 

歴代上29:13-19 

 

最近日本のキリスト教の教勢は減少している。『キリスト教年鑑』によると、正統的な宗派に属している日本のキリスト者は100万を切っているし、プロテスタント最大の教会、日本キリスト教団の場合、去る10年間信徒の数は15%が減った。日本の教会の将来に対する懸念が抱かれる。武庫川教会の将来は大丈夫だろう。 今日の聖書箇所は、ダビデが主のための神殿の建築を

希望したが、それが叶われず、代わりに息子ソロモンにその重大な責務を任せるという内容である。キリストによって新たな被造物となった我々は、旧約時代のイェルサレム神殿を神の家として信じていない。イエスを救い主として信仰告白する人々、つまり教会を神の家として信じている。

それでも、ソロモンに神の家の建築を実行してもらうため、

ダビデが様々なものを準備したその信仰から、今日の我々の教会を新たに建てるため学べるところがある。

まず、ダビデは神の家の設計図を準備した(28:11-19)。神殿がどのような模様になるべきか、その中で必要な器具は何があって、どのような形にするか等々。

我々に必要なものも、教会のあるべき姿に対する具体的なアイディア、ブループリントである。二つ目、共に働く人々を用意した(28:21)。神殿建築は、ソロモン一人の業ではなかった。志を一つにして、力を合わせる人々がいた。我々の教会も独でやろうとしたり、一人に任せたりしてはいけない。三つ目、莫大な財政を準備した(29:2-8)。ダビデの富は、神から頂いたものだった。ダビデはそれを神に返すという認識があった。

四つ目、何より神に従う信仰を強調した(28:9,20)。

神を愛し、神を恐れ敬い、神を優先とする信仰なしに、教会を建てることはできないし、続けられない。

それぞれの世代には、各々の教会を新たに建てる責任と特権がある。我々はこの「危うい機会」をどのように受けとめているのか。

 

堂  会 長  梁栄友 牧師          

 名誉 長老  林秉魯 朱瞮中 

 

 長    老  姜遠基 林英宰 梁昌熙 朱京中 趙舜

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