ローマ16:3-7
成熟した信仰
なぜ、パウロは貴重な聖書に人々の名前を紹介していますか?それは言うまでもなく福音の働きは自分だけではなく
ここに書かれている同僚者があったから可能であったことを言いたいのです。3-4節「キリスト・イエスに結ばれてわたしの協力者となっている、プリスカとアキラによろしく。命がけでわたしの命を守ってくれたこの人たちに、わたしだけでなく、異邦人のすべての教会が感謝しています。」
まず、パウロは「プリスカとアキラ」夫婦を紹介して
います。それはこの夫婦はパウロにとってはなくては
ならない存在でした。二人の信仰は成熟した信仰者で
した。1節でも「ケンクレアイの教会の奉仕者でも ある、わたしたちの姉妹フェベを紹介します。」
ここでもフェベを紹介する時、「奉仕者」と言う言葉を名前の前につける理由はパウロはこの人の信仰は成熟した信仰者であったことを強調したいのです。
パウロは他の人の名前の前にも修飾語が書かれています。例えば、6節「あなたがたのために非常に苦労したマリアによろしく。」ここには「非常に苦労した」となっています。7節「わたしの同胞で、一緒に捕らわれの身となったことのある、アンドロニコとユニアスによろしく。この二人は使徒たちの中で目立っており、わたしより前にキリストを信じる者になりました。」ここには一緒に捕らわれの身となり、使徒たちの中で目立っており、わたしより前にキリストを信じる者となったと評価しています。10節「真のキリスト信者アペレによろしく。アリストブロ家の人々によろしく。」ここでは真のキリスト信者と書かれています。さて、このように人々の前に修飾語を言えれているのはやはりパウロは彼らの信仰は普通の信仰者ではなく成熟した信仰者であったにも関わらず、パウロのために働くことが出来たと言うことでしょう。
今年こそ私たちも主イエス・キリストの弟子として
歩んで行きましょう。
堂 会 長 梁栄友 牧師
名誉 長老 林秉魯 朱瞮中 朱京中 趙舜元
長 老 姜遠基 林英宰 梁昌熙