2025年2月2日 フィリピ2:12-18

武庫川教会 0 3

 

信仰の訓練

フィリピ2:12-18

 

パウロはフィリピ教会の聖徒たちにまず、従順の質を高める訓練を強調しています。パウロはこの前の部分である12節で、自分のいる時もよくしたが、いない時にもよくするようにと勧めています。

パウロは、その教会に不在であることが分かります。すべてのことをするのに恨みや争いなくやれと言います。これは、ある時もよくやったということではないでしょう。パウロがそばにいるから無理矢理にでもできたのでしょう。

韓国は特に体面文化が強い民族です。教会の中にも体裁のためにすることがたくさんあります。やむを得ずすることで、他の人から見れば忠実であると見られますが、実際は純粋だからやっているわけではないのです。

従順はするが、従順の質が低いのであります。私たちが従順の質を高めるためには、すべてのことをする時に、恨みや文句を言わずにやれといいます。子どもたちに「掃除をしなさい」と言ったら、「はい、わかりました。他にやらせることはないですか?」と答える子どもはほとんどいません。このような答えをする子どもがいたら、おそらくその親はとても喜ぶでしょう。

ほとんどの子どもは、「なぜ私がやらなきゃいけないの?毎日私だけやらせるの?お兄ちゃんもいるし、お姉ちゃんもいるのに」と言います。テレビを見ている子どもに「起きてこのゴミを片付けなさい」と言っても従わない。何度も怒鳴ってやっとやります。やりたくないから仕方なくやっているその子を見る親の気持ちはどうでしょうか。クリスチャンとして、神様の仕事を恨みや争いなくする聖徒になることはどれほど良いことでしょうか。

神様の仕事も同じです。神様が私たちに言われた時、「はい、やります」と答える聖徒がどれだけいるでしょうか。他に仕事ないでしょうか?他に仕事があったら言ってください、と言える聖徒になればどれほど良いでしょうか?

パウロがいた時はするように見えましたが、パウロが不在の時はしないのであります。パウロは今、14節で従順の質を高めるように勧めているのです。


 

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